🇯🇵→🇩🇰 準備に役立つ情報:荷物の取捨選択
出国準備で一番悩ましいのは、荷物のパッキング。
全ての物を持っていける訳ではないので、何をどのくらい持っていくのかを考えて、スーツケースや箱に収まるように詰めないといけません。
でも、持って行きたい荷物はいつの間にか増えてしまい、スーツケースに全然入らなくなってしまうことも。
その時にはどれを省くべきなのか・・・、結構悩んじゃいます。
そこで、今日は海外に持っていく荷物をどう取捨選択すべきなのかという「考え方」を紹介しまーす。
どのくらいの荷物を持っていくのか?
海外に持ち出せるものには限度がありますが、状況によって持っていける荷物の量が大きく変わります。
なので、どのくらいの量を海外に持っていくのか(持っていけるのか)を確認するのが第一歩。
お金に余裕がある場合や駐在派遣される場合は、日通さんなどの海外引越業者にお願いできるので段ボール箱に色々なものを詰めて持っていくことができます。
逆に、短期留学の学生さんやワーキングホリデーの方は、飛行機の預入荷物だけで出国される方も多いと思います。
重量や大きさによって高くなってしまいますが、スーツケースに入りきらないものは別途海外小包で送ってしまうというのもアリですね。
ちなみに、僕がアメリカに赴いた際は会社負担で引越業者が使えたので、目一杯の荷物を船便と飛行機便で送りました。
逆にデンマークに来た時は奥さんの自費留学&僕は会社を辞めて無職になったので、しっかりと節約するためにも預入荷物だけ。1人23kgx2という重量制限の中で、持っていくもを厳選するのはなかなか大変でした😅
いずれにしろ、どのくらいの量を持ち出すのか、そしてその費用がどのくらいかかりそうかを確認するのが最初の一歩です。
何をどのくらい持っていくのか?
持っていける荷物量の目安がわかったら、どのようなものを持っていくのか
ざっくりカテゴリーに分けると、①食材・食料品、②衣服・靴、そして③日用品や雑貨といった3種類。
この3種類のアイテムを荷物に入れるわけですが、荷物に占める割合はやっぱり状況によって異なります。
引越業者さんを利用して荷物の余裕があるなら、何も考えずに③日用品や雑貨の割合を大きくできます。一方で、スーツケース単体だけなら②衣服や靴が占める割合の方が大きくなるでしょう。
また留学生の場合は寮に住む方も多いと思います。その場合は重くて嵩張る③日用品や雑貨を減らせるので、他のアイテムの割合が増やせちゃいます。
なので、あらかじめ持っていく荷物の中で3つのカテゴリーが占める割合をイメージしておくのがお勧めです。
どのアイテムを入れるのか?(荷物の取捨選択)
でも、やっぱり荷物の量には限りがあるので、どうしても取捨選択が必要になってきます。
その取捨選択で使えるのが👇の優先度の考え方。
青色の縦軸は、現地での「入手コスト・難易度」。
オレンジ色の横軸は、自分(家族)にとっての「重要性や好み」です。
左上に行けば行くほど優先度が高くなるので、荷物がありすぎる場合、持って行きたいアイテムがこの枠のどこに位置付けられるのか考えてみると取捨選択がしやすくなります。
ここで重要なのは、情報収集やちょっとした努力をすることで「入手コスト・難易度」の位置付けを下げることができたりする点です。
例えばですが、デンマークでは「納豆」は「手に入らない」か「手に入るけど高価」なものです。でも、実は納豆は自分で作ることができるので、クックパッドで作り方を調べたり、自分で実際に作ってみると、「現地で入手できるもの」というものに早変わり。わざわざ荷物に入れなくてもよくなるかもしれません。
横軸の重要性や好みは価値観やライフスタイルに関わるところなので変えるのは大変かもしれませんが、「自分の中の期待値を下げたり」、「慣れる」ことで右の方にずらすこともできます。
荷物がたくさんになってしまったら、この考え方整理できるかもしれません♪
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さて、今日は荷物の「考え方」だけを紹介しました。
次回からは具体的に食べ物をどうえらぶのがいいか、衣服は何を持っていくのがいいか、日用品はどうなのか、といった点を「入手コスト・難易度(青色の部分)」の観点で紹介する予定です。
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