
あわや大惨事 – 朝のオーフス市の街中で起きた大騒動
僕は European Sperm Bank というデンマークの精子バンクで、Digital というチームで働いています。
毎朝、9時にスタンドアップ・ミーティングという15分の朝礼をするのですが、ミーティング直前の8時55分に Teamsの通知がピコーん♩
「今、駅からオフィスに歩いてるんだけど、なんか道路が封鎖されてて、遠回りしないといけないから5分ぐらい遅れるかも (>_<)」
という同僚からのメッセージでした。
えっ?!道路が封鎖?
よく分からないけど、それは大変だ!
もちろん問題ないよ〜。と返事しつつ、他のメンバーとミーティングを始めました。
でも、5分経っても彼はオフィスには現れず・・・
結局彼が出社したのはミーティングが終わった直後。
「めっちゃ大変だった〜💦 なんか、警察が道路全体を封鎖してて、めっちゃ遠回りしないといけなくて・・・」
えっ?警察?なんかあったの?
「いや、よく分からないけど、パトカーとか消防車がたくさん来て、ちょうどオーフス中央駅からのメイン通りを塞いじゃって。道路渡れなくなったから、どうやってオフィスに行けばいいか分からなくて焦っちゃった。一刻も早く会社に行きたいのにと思って、何があったのかは聞いてないや」
えー、僕は気になっちゃう。
めっちゃ気になっちゃう。
で、すぐにニュースを検索したら、緊急速報を出てました!!
なんとっ
建物が崩落したらしい・・・
オーフス中央駅からオーフス大聖堂までは Gågade という遊歩道の目抜通りがあるのですが、その通りにあるレンガ作りの建物の2階の床が崩落しちゃったそうなのです。
そのままだと建物全体が崩れる可能性もあるということで、警察や消防が急遽通りを封鎖した所に、同僚が居合わせたということらしい。
ちなみに正確な場所は、Ryesgade と Sønder Alle の交差点にある、時計がある建物。
底が抜けてしまった原因は1階の店舗で行なっていた内装工事。
インテリア変更のために、いくつか柱を撤去したみたいなのですが、そのせいで強度が足りなくなり2階の床にヒビが入り、内部が崩れてしまったようです。
住民の通報により警察や消防に加え、救助隊も出動。
幸いにも怪我人はいないそうですが、建物全体が崩壊しかねないということで、周囲は木曜日以降、封鎖です。
ちなみに、金曜日に偶然通りかかったのですが、まだ封鎖されており、クレーン車を使いながら崩落防止のための緊急工事が続いていました。
朝のラッシュ時に起きたオーフスの目抜通りで起きたまさかの事故。
一歩間違えると大惨事になっていたし、同僚君も巻き込まれたかもしれません。
スタンドアップ・ミーティングに遅れただけですんで良かったよ・・・。
現場からは以上です〜。
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そういえば数年前、同じ目抜通りにある Salling の屋上にある展望ブリッジの強化ガラスにヒビが入るという事件もあったなぁ・・・👇