デンマーク家庭の味「Boller i Karry」でほっこり時間

つぶやく シェアする

デンマークのスーパーに行くと、よく見かけるのが Boller i karryという料理。

パッケージから明らかな通り、特徴的なのは「ミートボール」がゴロリと入っていること。

そして僕が知っているインドカレーや日本のカレーと異なり、カレーのルーが明るい黄色っ!

他の国では見たことがない料理だなぁと思っていたら・・・、

なんとこれ、れっきとしたデンマーク料理なんです。

Wikipedia先生によると、1914年頃からデンマークの食卓を彩っている伝統的な定番料理なんだって!

***

で、先日、この The 定番料理を作ってくれると、デンマーク人のお友達が夕食に呼んでくれました〜。

もちろん、豚のミンチから手作り。

ご飯はバスマティライスなので、日本のお米よりも香りが強く、パラパラしているお米です。

でも、「袋ごとお湯で茹でる! 茹だったらお湯を切る!終了!」という調理方式なので、かなりびっくり。日本式の炊き方と違いすぎて、心の中では、えっ〜?!と思ってしまいました(笑)

そしてカレーソースは、ミートボールを茹でて味が滲み出ているお湯をベースに、カレー粉や生クリームを混ぜて作ります。

しばらくすると完成〜〜!

***

実際に食べてみると、カレーという意味では、非常にまろやかな味わいが新鮮!

強いていうと「カレーというより、カレー風味がほんのり効いたクリームシチューだね!」という感じ。

生クリームとバターをたっぷり使うからこそ出せる味のような気がします。

比較するならば・・・

  • 🇮🇳香辛料のスパイシーさが際立つインドのカレー
  • 🇯🇵じっくり煮込んで作り出されるコクと旨みを味わう日本のカレー
  • 🇹🇭ココナッツミルクと唐辛子による独特な甘辛さを味わうタイのカレー
  • 🇩🇰生クリームとバターを惜しみなく使ったまろやかなデンマークのカレー

というところでしょうか?

***

Boller i karryは、デンマークの家庭ではかなり一般的な料理らしいですが、作ってくれた友達曰く、次の3点は必ず守るお約束だそう。

  1. ミートボールを茹でたお湯を使ってソースを作ること
  2. バターと生クリームを惜しみなく使うこと
  3. バスマティライスのようなロンググレインライスで食べること(パンではない!)

そして、彼個人のこだわりは「ミートボールは小さめに!」だそう。

それにはちゃんと理由があって、小さくすることで早く茹でられるし、ジューシーさが増すんだ」とのこと。ミートボールのサイズは、デンマークの家庭ごとに大小様々だそうで、家庭の味を感じますね。

つぶやく シェアする

\新着記事や🇩🇰の日常をツイートします/