日本とちょっと違う!デンマークのビンゴ
日本でも結婚式の披露宴やちょっとしたイベントでビンゴ大会が開かれますが、僕の会社ではクリスマスのビンゴ大会が開催されました!
ちなみに英語ならBingoですが、デンマーク語では・・・Bango!
そして今回はクリスマスの特別バージョンなので「Julebango (クリスマス・ビンゴ)」という企画♪
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Bango大会が始まるちょっと前に、会社のカフェテリアの様子を見にいくと、副社長がウキウキしながら景品を並べてました!!
クリスマスビンゴ大会なので、クリスマスにちなんだお菓子、ワイン、ビールなどの賞品が並びますが・・・
なんと一等賞品は、クリスマス・ディナーで欠かせないロースト用のブロック豚肉や丸ごと鴨肉!!他にもアロス現代美術館のペアチケットやオーフスシアターでのコンサートの鑑賞チケットが当たるらしいっ!
ちなみに、ロースト用の豚肉は「flæskesteg(フレスケスタイ)」というデンマークのクリスマスの伝統料理。僕が狙うのはこの豚肉に決まりです (笑)
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準備する様子をながめていると・・・
カウンターにビンゴ用のカードが並べられました。
がっ、日本で見るビンゴと形状が違う!
興味深く見ていると、みんなが座るテーブル席にも不思議な赤いチップを盛ったお皿が並びました。 何に使うんだろう🤔
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2時過ぎ、みんなが集まってきたのでビンゴ大会開始っ!!
ビンゴ大会の司会はノリノリの副社長。ちなみに社長は、ビンゴの数字を確認するアシスタント係とのこと。
一通りルールを聞いた後、まず机の上に並んだ Plate の束から、好きなPlateを3枚選ぶことになりました。
ここから副社長がズタ袋の中から数字が刻印されたボールをランダムにピックしながらアナウンスしていきます。これは日本のビンゴと一緒ですね!
でも一つ違うのは、アナウンスされた数字の上に赤いチップを乗せていくという方法。日本と違って穴を開けません。
そして、横に一列に赤いチップが並んだら「BANGO」!!!
(空白の部分にチップは必要ありません)
日本のビンゴと違うのは、BANGOになるのは「横1列」だけということ。
縦にそろったり、斜めにそろってもBANGOになりません。
そして面白いのはちょっとずつBANGOの条件が難しくなっていくこと。
まず、1人目はどこでもいいので横1列揃ったらBANGO!! ここで賞品がもらえます。(クリスマスビールやお菓子でした!)
でも次の人は横1列揃ってもBANGOにならず賞品はもらえません。
次に賞品をもらうためには、同じPlateカード上で横2列揃えないとBANGOにならないのです。
でも、2列揃ったらBANGO!! 1人目のBANGOよりちょっと良い賞品がもらえます。(ワインをもらってました!)
次の3人目は、同じPlateカード上で横3列揃えてBANGO!!
ここで一等賞品のブロック豚肉や丸ごと鴨肉がもらえちゃう!!
そして3人目のBANGOが出たらゲームはいったん終了。
赤いチップをお皿に戻してリセットです〜。
次のラウンドに備え、ここでプレートを交換するのもOKです。中には隣同士でプレートを交換してる人もいました(笑)
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さて、最初の数ラウンド、僕にはまったくBANGOのチャンスが訪れない・・・
と思ったら、4ラウンド目で来ましたヨっ!!
3人目のBANGOになるリーチチャンス到来です!!!
必死に耳を澄ませて「Nummer seksogtyve (26番)」というアナウンスを待ちます。
が、続く数字は「Nummer femogtredive(35番)」。。。 違うっ😖
そして「Nummer syvogtyve(27番)」。。。めっちゃ惜しい😭
そして「Nummer fireogtres(64番)」が出た瞬間、隣のテーブルから「BANGO!!!!」の声。
ぎゃー、先に取られた〜〜〜〜(大泣)
ううう、ショックぅ。狙っていた豚肉ブロックはもらえなかったよー。
結局、僕は何も賞品ゲットならず初Bangoは終了。
残念ですがなかなか楽しかった〜。来年のjulebangoが楽しみだなぁ。
(あと、デンマーク語の数字リスニングのスパルタ練習にもなりました 😅)
【追加解説】
■ 日本で行われるビンゴは、いわゆる「アメリカ式」というビンゴで縦・横5列の正方形のビンゴカードで縦・横・斜め一列を揃えます。
■ 一方、欧州でのビンゴは「イギリス式」といわれ、今回紹介した縦3列・横8列の長方形のビンゴカードで横一列を揃えます