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デンマークのお好み焼きに「キャベツ」が入っていない?!
奥さんの同級生、デンマーク人のAちゃん、以前、旅行で日本に訪れたことがあるそうです。
とても楽しかったそうなのですが、その中でも「お好み焼き」が特に気に入ったそうで、デンマークに帰国した後、自分で作り方を検索して作っちゃうほど!
「へー!!それは嬉しいっ!」とAちゃんから作り方を聞いていたら、「あれ?」と違和感。
なんと、、、
キャベツじゃなくてケールを使ったっぽいっ?!
ええ〜、ケールって言ったら、シワシワな葉っぱで「うー苦い😫 もう一杯!!」でお馴染みの青汁だよ?!
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本当は Cabbage (キャベツ) なんだけどなぁと伝えるのだけど、なぜか僕が思う「キャベツ」のイメージが伝わらない・・・。
あれ〜? と思いながらもう少し詳しい話をしてみて、ようやく分かりました!
原因は、ケールとキャベツのデンマーク語にあったのです。
デンマーク語でケールとキャベツは👇
ケール → Grønkål (グリーンケール)
キャベツ → Hvidkål (ホワイトケール)
なので、デンマーク人にとっては、キャベツもケールも同じ「Kål」つまりケールの一種という認識になってしまうみたい!
Aちゃんが参照したお好み焼きのレシピは英語だったようで、👇のように翻訳変換されちゃったか〜 (笑)
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日本語なら キャベツ≠ケールだけど、デンマーク語はキャベツ≒ケール。言葉の違いから食材の分類の仕方が違うのがちょっと面白い。
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ちなみにデンマークの丸いキャベツ「Hvidkål (ホワイトケール) 」は、日本のキャベツと比べるとギュッと葉っぱが詰まってていて重量感がちょっとすごい。(値段にするとおおよそ13〜17クローネ、日本円にして約220〜298円ぐらい)
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なんとなくですが、丸いキャベツは少し葉っぱが硬いような気がするので、日本ではあまり見かけないとんがりキャベツの「spidskål(とんがりケール)」を使っています。こちらの方が柔らかく、甘味が多いので、日本のキャベツに近いかも。
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とんがりキャベツ、ちょっと可愛らしいでしょ 🤗
※追記
デンマークの小麦粉で美味しく作れるお好み焼きのレシピは、こちらを参照ください👇