6月21日は Sperm Donation Day – 世界をリードする🇩🇰デンマークの精子バンク事情

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世の中には色々な記念日があるもので、

本日6月21日は「精子を提供してくれるドナー」を記念するためのInternational Sperm Donation Day という日になっているそうです。

精子バンクから精子の提供を受けるというのは、不妊治療のひとつというイメージがありますが、欧州では女性の人生の選択肢を増やす手段という位置付けを確立しています。

例えばレズビアンの同性カップル。男性でないパートナーと子供を作ることはできませんが精子バンクを利用すれば自分達の子供を産み、家族として育てることができます。

また、精子バンクを利用すれば、男性に依存せずに子供を授かることが可能なので、あえてパートナーを持たないと決めた女性も、血がつながった子供を育てることが可能になります。(選択的シングルマザーと言うそうです)

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ですが、精子そのものは男性ドナーが提供しないといけません。

ただ、自分で精子を提供してくれるドナーを探すのはちょっと大変です。

男性ドナーの素性、性病を含めた病気全般、遺伝リスク、個人間取引のイザコザなどを考えると、個人で精子ドナーを探すというのは女性側のリスクが非常に高い・・・💦

そこで登場するのが精子バンク。

男性ドナーの身元確認を行い、病気のチェック、遺伝リスクのチェック、男性ドナーの匿名確保または適切な情報公開管理などを専門的に行い、子供を授かりたい女性・カップルに対して安心・安全な精子を提供してくれます。

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そしてここからがデンマーク的な本題。

世界にはいくつもの精子バンクがありますが・・・、

なんとっ!

世界トップ2の精子バンクが
🇩🇰デンマーク発っ!!

ひとつは僕が住んでいるオーフス発祥の Cryos International。

そしてもうひとつは、コペンハーゲンに本拠地を構える European Sperm Bank

https://www.europeanspermbank.com/en-int

ちゃんとした公式なデータを見つけることができなかったのですが、僕の独自調査によると、この2社だけで世界市場の半分以上のシェアを持ってるんじゃないかと思います。

ちなみに非常に興味深いのは、European Sperm Bank のブログサイト

英語ですが、精子提供を受けて子供を授かった女性や同性カップルの声に加えて、男性ドナーの体験記なども掲載されているので、欧州の多様な社会や家族に対する考え方を垣間見ることができます。

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とはいえ、精子を提供してくれる男性ドナーは見つけるのが大変だそう。

ドナーの身元確認だけでなく、安全性の確保、そして冷凍保存に耐えうる精子でないとダメらしく、European Sperm Bankのウェブサイトによると申し込んでくれた男性の内、たった5%しか精子提供者になれないらしい!! 

そんなわけで、精子を提供してくれるドナーに感謝するための日としてSperm Donation Dayが制定されたようです。

めちゃくちゃマイナーな記念日ですが、子供を授かりたい女性やカップルに多様な選択肢を提供するためには大切な日なので、心の片隅に覚えておきたいと思います!

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6月21日は Sperm Donation Day – 世界をリードする🇩🇰デンマークの精子バンク事情」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 2つの報告事:転職とか投稿1000日とか - Living in Denmark

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