初めて行ったデンマークの歯医者さん

昨日のnoteで書いた通り、今日は初めてデンマークの歯医者に行ってきました！

先生はとてもフレンドリーで、治療自体はとてもGood👍でした。

でも、治療費は高い >_<…　
とても高かったので、このnoteの最後でお値段も紹介しちゃいます。

まずはオンラインで予約

まず最初のステップは、歯医者を決めて、事前予約することです。

今回僕が選んだのは、オーフス近郊の Veri Center というショッピングセンター内にある Lindberg Dental Clinicという歯医者さん。

Lindberg Tand – Your dentist in Aarhus, RisskovLindbergtand is you local dentist in Aarhus that guarantees qlindbergtand.dk

日本人の歯医者さんからオススメをいただいたのですが、Google Mapのレビューでも驚きの星5つ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️！！　すごい！！

さて予約は電話でも可能ですが、オンライン予約が簡単なのでオススメ。

たいがいの歯医者さんのウェブサイトには、Bestil tid もしくは Online Booking のボタンがあるはずなので、そこをクリックすれば、オンライン予約に進めます。

細かい手順は歯医者さんによって異なるかもしれませんが、治療内容を選び、お医者さんを選ぶと、予約可能な時間帯が出てくる感じです。

緊急の場合や早く診てもらいたい場合は、メニューで “Akut (急患)” と書いてある治療内容を選んだり、お医者さんを変えてみたりすると、予約可能時間が増えたりします。

予約を入れたら、メールやSMSで確認が入るので当日を待つだけです。

直前のキャンセルやドタキャンはNG

ちなみに直前のキャンセルやドタキャンは、診察を受けてなくても費用を請求されてしまうそうです。なので、都合が会わなくなってしまった場合は、早めにキャンセルの連絡をしましょう（オンラインでもキャンセル可能だと思います）

当日の所持品

当日に必要なものは健康保険証の Yellow Card と支払い用のクレジットカードかデビットカード。その2つがあれば大丈夫だと思います。

実録体験レポート

さて、ここからは写真とともに僕の診療レポートです。

Veri Center はショッピングセンターなのですが、様々な診療所が入っているSundhedscenter (クリニックセンター) もあります。

案内看板を見ると、病院というよりも、マッサージや歯医者など、いわゆる自由診療系のクリニックが多い感じです。

階段を上がり、お目当てのLindberg Dental Clinik に入ると・・・

うわー、おしゃれ！

とてもフレンドリーな受付の方に、名前を伝えつつ、Yellow Cardを渡すと「名前を呼ぶから待っててね」とのこと。

待合室もおしゃれだなぁ・・・

ちなみにデンマークでは、Yellow Cardをスキャンするだけで名前・住所などの必要情報が一発登録できるので、日本のように初診のための問診票を書く必要がありません。とても楽ちんです。

さて、少し待つのかな？と思って椅子に座ろうとした瞬間。すぐに、お医者さんから名前を呼ばれてしまいました。待ち時間ゼロじゃん。早すぎる！

先生もフレンドリー

僕の診察をしてくれたのはとてもフレンドリーなMarie先生。

詰め物が取れたことを伝え、海外での歯医者は初めてなんです・・・と伝えると、「大丈夫！ゆっくり、説明しながら診察するから安心してね！」とにっこり。

早速、口を大きく開き、詰め物が取れてしまった歯を診てもらうと・・・

「うーん、虫歯ではなさそう。何か硬いものか何かで運悪く銀歯が取れちゃったのかしら」

おっ！虫歯じゃないのか！よかった・・・。

ほっとしたので、正直に「Hariboグミを食べたら取れちゃった・・・」と白状しちゃいました。

「あー、なるほどね。あるある。それあるよね〜」

と、隣にいた助手の方も笑いながらウンウンと言ってくれました (笑)

治療内容はしっかり説明

さて、ここからが治療。

今回は虫歯ではないので、すこしだけ歯を削ってから、プラスチックの詰め物で処理することになりました。

治療そのものは日本の歯医者さんと同じように進みますが、

「痛みがなくて安全だから、麻酔をオススメするけど良い？」

「治療箇所が奥歯で、口を開けててもらわないといけないから、この器具を装着するけど良いかしら？」

と、事前確認がいくつかありました。

実は・・・、デンマークの歯医者さんでは、麻酔をしたり、追加の器具を使うと、診療費用に加算されていく仕組み。そのため追加費用が発生するところは、サラッと確認してくれるみたいです。

なお、個々の値段を言ってくれわけではないので、気になる場合はその場で確認すると良いかもしれません（でも、治療直前だと、にっちもさっちも行かない気がするけど・・・）

さて、プラスチックの詰め物をいれるだけの治療だったので15分ぐらいで完了。

噛み合わせもちゃんと確認してくれて、すごく良い！！ 

最後に「診療室の写真を撮っても良い？」と聞いたら、イイよ！とのことだったので、パチリと写真に納めてきちゃいました。

かなり広くて、綺麗ですよね。

そうそう、日本と異なり、靴を脱がないので、診察台の靴が当たるところはプラスチックのカバーがかけてありました。ちょっと面白い。

気になるお値段は・・・

再度受付に戻り、ドキドキしながらお会計を待ちます。

待つこと数分・・・、名前が呼ばれたので受付に行くと・・・

合計・・・

1,742 クローネ！！

さ、さ、3万円？？？？！！！！

心構えはあったけど、30,000円？、三萬円って、結婚式のご祝儀並みじゃないか😵

ちなみに、内訳は👇な感じでした。

プラスチックの詰め物処置（奥歯） – 1,286クローネ （約23,000円）
即時治療対応加算 – 139クローネ (約2,500円)
開口器(OptraGate)利用 – 49クローネ (約900円)
局部麻酔 – 268クローネ (約5,000円)

＊＊＊

やっぱり高いなぁ。シンプルな詰め物なのに・・・。もし、これで銀歯やセラミックを入れたら10万円以上になっていたそうです。

この値段を考えると、日本の健康保険でカバーされる歯科治療はとても良い！

やはり、歯の治療は日本でしっかりと済ませるに限りますね。今度日本に帰ったらちゃんと歯科検診に行ってこようっと。