情報共有のために会議に招集されることはありえないデンマーク

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僕の職場ではとても珍しいのですが、今日は朝から連続のミーティングでちょっと疲れちゃいました。

運悪くランチ時間もミーティングになってしまい、お昼ご飯が2時半までずれ込んでしまったのも体力を消耗した理由かもしれません。(まぁ、日本で働いていた時に普通だった朝から夜中までの連続ミーティングと比較すると楽なのですが 😅)

そしてこれまた珍しく、今日のミーティングのひとつはかなりの多くの人が参加する大規模なミーティング。

招集されたのは僕の部署と隣の部署の全員なので10人以上。

日本なら珍しくもないかもしれませんが、僕的には「Wow! こんなに呼ぶなんて、すごい勇気だ・・・💦」と心配になっちゃいました。

なぜかというと、デンマーク人の発想からすると👇のロジック。

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※ 残業しないデンマークの労働時間は、1日約7時間ぐらいなので、10時間は1.5日分に換算される計算です。

つまり、人数をたくさん招集してしまうと、会議の主催者は「1.5日分の時間を上回る価値やアウトプットを出せるのか?」という暗黙的なプレッシャーにさらされやすいのです。

もちろん応えることができないと「生産性が低い」というレッテルが貼られ、何度も繰り返していると、ある日突然の解雇通知・・・ということにもなりかねません。(職務に必要なスキルがないと判断されたら、すぐに解雇されてしまうのがデンマークのジョブ型採用の怖いところです😱)

そんなわけで、デンマークの人にとっては、日本でよく見かける情報共有のために全員を呼ぶ会議なんてもってのほか!!のようです。

そしてデンマークの会議では冒頭に主催者が会議の目的を述べた後に、「会議の出席者がなぜ招集されたのか、そして出席者一人ひとりの期待役割や会議に出席することで得られるそれぞれのメリットをしっかり説明する」パターンが多い気がします。

しっかりと説明できるぐらいの理由をもって会議を招集する。

それがデンマークの効率的な働き方のコツのひとつなのかもしれません。

そうそう、会議出席者を決める判断基準については、以前の記事👇で紹介したことがあります〜。

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