冬定番のホットワインとパンケーキ
以前👇のnoteで紹介した通り、大家さんはお隣さん達と夕方6時のコロナシンギング合唱を楽しんでいます。
何回か、郵便受けに次の週に歌うと思われる楽曲が入っているのを見つけたので、大家さんのお部屋までお届けしたこともあります。
さて、今日はリモートワークにしたので自宅で仕事をしていたのですが、そろそろ仕事を片付けようかなぁと思い始めた夕方に、ドアからコンコンと突然のノック。
なんだろう?と思って扉を開けると、ニコニコした大家さん。
何か問題でも生じたかと思ってドキドキしたのですが、なんとっ! 今日のコロナシンギングへのお誘いでした!!!
通常、隣人の皆さんは自宅のバルコニーで合唱をしています。でも、今日は大家さんのテラスに集まって歌うとのこと。そして合唱後はちょっとしたクリスマスのお祝いでホットワインを飲むから一緒にどう?というお誘い・・・・。
行きます!! ぜったい行きます!!
すっごく面白そうだったので、即答してしまいました 😁
ちょっとソワソワしながら、6時にテラスに行くと、隣人の皆さんがあっちから、こっちから現れ、8人が集合。
デンマーク語が全然分からない僕ですが、とても暖かく招き入れていただきました!
でも、渡された1局目の楽曲はなんとスウェーデン語 🤣
どうやら月と星空についての曲だったようですが、難しい・・・💦
2曲目は Den Denske Sang (英: The Danish Song)。デンマーク出身のカール・ニールセンが作曲したデンマーク人なら誰もが知っている有名曲(らしい・・・)
録音したものをアップロードしてみたので、もし良かったら聴いてみてください♪
そして2曲目が終わると、お待ちかねのホットワイン!!
ホットワインは、赤ワインにハーブ、ナッツ、レーズンを入れて温めたもので欧州のクリスマスシーズンには欠かせない飲み物です。
デンマーク語ではGløgg (グロッグ)と呼ばれていて、クリスマス・マーケットに行けば必ず屋台があります。もともとはスウェーデンの伝統らしく、お隣さん曰く「デンマークがコピーして、アルコール度数を高めたの(笑)」と言ってました 😁
Gløggには家庭の味があるそうですが、今日のGløggはお隣のおばちゃんの手作りで、お鍋にたっぷり!
そして、一緒にでてきたのは大家さんの差し入れ「Æbleskiver(エーブルスキーヴァ)」
こちらも冬のデンマークには欠かせない伝統的な料理。たこ焼きのような形をしていますが、甘いパンケーキ。ジャムをたっぷりとつけていただきます。
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さて、おばちゃんが鍋の蓋を開けたので、注ぐのかな?と思ったら・・・、
隣のウィスキーのボトルを、がっ!と掴み、「どぼどぼ〜」
わおー、ワインだけじゃなくて、ウィスキーも入れるのね・・・。これが「デンマークのアルコール度数を高める」ってことなのか😂
そして、中のナッツやレーズンがしっかり入るようにぐるぐるかき混ぜてから、僕のホットワインを注いでいただきました。
ちょっとアルコール強め(かなりの量のウィスキー入れてたから💦)ですが、甘ーく仕上がったホットワインは寒い夜にとても暖かい♪
おじちゃん・おばちゃん達(40歳の僕よりおそらく2回り弱ぐらいの先輩方・・・)、きゃっきゃ言いながら、Gløggを注いで、Æbleskiverを取って、ぺちゃくちゃおしゃべり。
デンマークの冬の夜はとても寒いので、1時間ほどで解散しましたが「1人3杯ずつあるからね!」と言われて飲んだGløggのおかげで、体も頭もちょっとほろ酔い気分〜。
デンマーク語だったので1割ぐらいしかわかりませんでしたが、のんびり感が最高😁 皆さん、口々に「ヒュッゲだったね」「ヒュッゲな時間をありがとう」と言いながら帰っていきました。
もしかしたら次回も呼んでもらえるかもしれないから、「Den Denske Sang」は歌えるようになった方がいいのかもしれないゾ・・・
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ちなみに、カール・ニールセンについては、五百蔵ぷぷぷッこさんが熱く語られているのでオススメです♪
https://note.com/embed/notes/na74c41192fc9
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