デンマーク人にとって国旗🇩🇰はパーティに欠かせない重要アイテム

突然ですが問題です！

どこの国旗が、世界で最も古くから使われ続けている国旗かご存知でしょうか？

実は、デンマークの国旗です！

1625年に公式な国旗として制定され、今年で396年目という長さ！！

しかも、1219年にはデンマーク王国の国旗として使っていたという記録が残っているので、実際は800年という古さです。

ちなみに日の丸が国旗のように使われ始めたのは幕末の1854年(諸説あり)で、公式に国旗になったの1999年。デンマーク国旗に比べると比較的新しいですね。

なぜ国旗の話なのかというと、デンマーク人にとって🇩🇰国旗はパーティに欠かせない重要アイテムだからです！

デンマーク人は本当に国旗が大好き！

デンマークでは、国旗がとてもカジュアルに親しまれていて、しょっちゅう目にします。

ホームパーティを開くときには家の入り口に国旗を飾り、クリスマスツリーには国旗を飾り付け、新入生の入学オリエンテーションでも受付に国旗を置きます。

クリスマスツリーに飾られるデンマーク国旗

最初は「なんと愛国心が強いの国なんだろう・・・」とびっくりしたのですが、違います。

実は、デンマーク国旗は、お祝いしたい、誰かを暖かく招き入れたい、という時に用いる「幸せアイテム」です。ある意味、デンマークが大事にするヒュッゲ(Hygge)な時間を過ごすための重要アイテムの一つと言っても過言ではないかもしれません。

特に重要なのが誕生日パーティ！

誕生日パーティには絶対デンマーク国旗は欠かせません。僕の誕生日は妻がレストランでお祝いしてくれたのですが、誕生日と伝えたら、デンマーク国旗をテーブルに置いてくれました♪

レストランのテーブルでデンマークの旗が立っていたらきっと誰かが誕生日でしょう！

このように、カジュアルなお祝い事で国旗を使うため、スーパーにいくと国旗デザインのパーティグッズがたくさん！（でも、国旗がパーティグッズになっているのはいいのだろうか・・・）

祝日や世界競技など国としてのオフィシャルな場で使う日本🇯🇵や、強い愛国心の象徴として敬意と威厳をもって国旗を扱うアメリカ🇺🇸とは違い、ヒュッゲと結びつける国旗への親しみ方はとてもデンマーク🇩🇰らしいですね。

最後に、僕が見つけた最もヒュッゲなアイテムはこちら↓

デンマーク国旗デザインのキャンドル！！