世界唯一のLEGO Houseの楽しみ方 – レゴハウス攻略法
【加筆履歴】
2020年2月23日 初版
2020年9月12日 Mini Chef レストラン、ショップについて加筆
2021年8月31日 大きな荷物用ロッカー、バス停留所の注意事項について加筆
昨日は、世界で一つしかないLEGO House (レゴハウス)の魅力について熱く語ってしまいましたが、今日はもう少し実用的なLEGO Houseの攻略情報です!
事前準備から最後のお土産を貰うところまで、年間パスホルダーとしての知見をまとめています。LEGO Houseに行かれる方の参考になれば嬉しいです〜。
ポイント①事前準備編
■営業時間の確認
LEGO Houseは、夏季と冬季で営業日と営業時間が異なります。必ず公式ウェブサイトで行きたい日に営業しているか、事前に確認しておきましょう。
特に冬季のオフシーズンは休みが多く、営業時間が短くなるので注意です。
なお、ビルンにはLEGO Houseとは別に、屋外遊園地のレゴランドがあります。レゴランドはどちらかというとアトラクションをメインにした子供向け遊園地なので間違えないように気をつけてくださいね。(レゴランドは名古屋にもあります)
※ バスでLEGO House に行く際は、降りる停留所をレゴランドと間違えないようにしましょう。LEGO Houseはビルン市内ににあるBillund Centret停留所から歩いて2、3分です!
■滞在時間は長めに確保
レゴを作って遊んでいると、ついつい没頭しちゃうので、時間があっという間に過ぎていきます。なので、LEGO Houseの滞在時間はできるだけ長く確保するのがお勧めです。
終日(6時間〜9時間)楽しむのがベストですが、最低でも4時間は確保したほうがいいです。
■オンラインの事前購入がお得
チケットの通常価格は大人も子供も249クローネ(2歳以下は無料)ですが、オンラインで事前購入すると50クローネ安くなり、199クローネになります!
オンラインでチケットを購入するとメールでQRコード付きの電子チケットが送られてくるので、スマホに保存しておくと当日がスムーズです。
なお、土日やホリデーシーズン中などの混雑日の場合、チケット購入時に入場時間指定が求められる場合があります。オープンニング時間に行けるようであれば、混み合わない朝10時がお勧めです。
ポイント②到着編
■9:45頃に到着できるようにレッツゴー!
チェックインや荷物をロッカーに預ける時間が必要なので、LEGO Houseにはちょっと早めに行く方が良いです。有料エリアは10時開場ですが、建物は9:30ぐらいから入れます。
■まずはチェックインでリスバンドをゲット
LEGO Houseに到着すると、レゴの可愛いオブジェがあってテンションが上がりますが、写真を撮るのはぐっと我慢!
まず先に、Check-in Stationにて電子チケットのQRコードをかざして、リストバンドをゲットしましょう。
■無料ロッカーで荷物を預けて身軽に
リストバンドが発行されたら、入場ゲートに向かって左側奥にある無料ロッカールームで荷物を預けます。
ロッカーは、リストバンドを使って開け閉めするハイテク式です。
1) 好きなロッカーを選び、荷物をいれて扉を閉める
2) 近くのセンサーにリストバンドをかざす
3) 自動的にロックがかかり、ロッカーの番号が表示されます(荷物をいれたロッカーの番号になっているか確認してくださいね)
4) ロッカーを開く際は、リストバンドをセンサーにかざすだけで自動にドアが開きます。
なお、リストバンドがあれば入出場自由なので、いつでも気軽に荷物の出し入れができます。もちろん利用料は無料です。
■荷物が大きい場合でも大丈夫
旅程によっては、ビルン空港から直接LEGO Houseに行ったり、LEGO Houseからビルン空港に直行したりするケースもあるかもしれません。
その場合、スーツケースを持ち運ぶことになると思いますが、通常の無料ロッカーには入りません。
でも大丈夫!!!
LEGO Houseに到着したら、入場ゲート横の受付(Information)に行ってください。そうすると大きなロッカー専用のカードを貸してくれます。(名前と連絡先電話番号を用紙に書く必要があります)
この特大ロッカーの使い方も簡単。そしてもちろん無料。
ロッカーエリアの一番奥側に特大ロッカーがあるので、カードに書かれている番号のロッカーを探します。荷物を入れたら、扉を閉じてから一番近くのICリーダにカードをかざすだけ(リストバンドの代わりにカードをかざす形です)。カードが認識されれば、自動的に扉がロックされます。(番号は間違えないようにしましょう!)
友達のアメリカ人が持ってきた特大スーツケース(いわゆるLLサイズ)でも余裕で入ったので、かなり大きいロッカーですヨ。
■開場までのんびり待ちましょう
ここでオープンエリアのレゴ展示で興奮してください 笑。
もし時間があれば、混み合う前に、入場ゲート横の記念撮影パネルで記念撮影を済ませるといいでしょう。記念撮影パネルの裏にセンサーがあるので、リストバンドをかざして指示に従うと記念撮影完了です!
また、この待ち時間中にレゴストアもチェックしておくと良いかもです。夕方になるとかなり混み合います。
開場時間になるとカウントダウンと共にゲートが開くので、順番に入りましょう〜! (ゲートの出入りは自由なので、リストバンドを使って何度でも出入りできます)
ポイント③楽しむ編
体験ゾーンは、①レゴ展示を見て楽しむゾーン、②並ばずにレゴで遊べるゾーン、そして③並んで遊ぶゾーンの3種類があります。
開場と同時に入る場合、混み合う前に「③並んで遊ぶゾーン」を攻略するのがポイントです。
ゲートを入場すると、レゴで作られた Tree of Creativity (世界樹)や恐竜などの展示で写真撮影をしたくなってしまいますが、ぐっと我慢して次の3つを先に回りましょう!
■ Green ZoneのStory Labo
効率良く回るのであれば、Story Laboを真っ先に攻略してください。
Story Laboは、ミニチュアスタジオブース内でレゴ人形をちょっとづつ動かし、撮影した写真をつなぎ合わせてオリジナル動画を作るという遊び。
パラパラ漫画を作る要領なので、1コマづつ写真を撮影していきます。動画にするとあっという間に終わってしまうので、1コマあたり2-3枚同じ写真を撮影するのがコツだそうです(隣のご家族のお母さんが教えてくれました)
一回あたり15分の制限時間がありますが、当日中に戻ってくれば、動画作成を再開できます。何度か繰り返せば、かなりの長編が作れます!
オープン直後はかなり空いているのですが、混んでくるとかなりの待ち時間になるので、ここは空いている時に楽しむべきスポットです。
■ Blue Zone の Robo Labo
Robo Labo では、LEGO Mindstormで作られたロボットを操作しながら、ミッションをこなすというゲームを楽しめます。
シーズンごとにミッションが変わるようですが、僕が行ったときには凍ってしまった南極隊員を助けながら、氷漬けのマンモスを発掘するというゲーム。コントロールパネルで、直進、右折、左折、溶かす、凍らせる、などのコマンドを入力しながらロボットを操作します。
一度に遊べる人数が限られており、20-30分ほどの待ち時間になるので、空いているときに行くのがオススメ。(ただし、開場直後だと誰もいなくて逆に寂しいので、10:30頃が狙い目かもしれません)
■ Red Zone の Creative Lab
Creative Labではモーターを使った動くレゴを作ります。僕が訪れた時には、「キリンを載せたケーブルカー」を作るというお題でしたが、お題はちょこちょこ変わるようです。
動くレゴを作れるところが楽しいのですが、モーターの数に限りがあるので混み合うと人数制限がかかります。作るのに没頭しやすいので、Robo LaboやStory Laboの後に行くといいでしょう。
***
上記の3ヶ所を楽しんだ後は、①レゴ展示を見て楽しむゾーン、②並ばずにレゴで遊べるゾーンを自由に巡って、思う存分楽しんでください!
恐竜がいるMasterpieceギャラリー、Green Zone、Yellow Zone には、世界中のレゴファンが作った緻密で独創的なレゴ作品が展示されているので、面白いですよ!
僕が個人的に好きなのは Blue ZoneにあるCity Builder。レゴで建物を作り、みんなで街を作っていくというコンセプト。空き地にレゴの建物を置くと、プロジェクタ映像で道路が敷かれ、レゴ人形たちが建物に入っていくので、いつまでも眺めていられます 笑。
ポイント④食事編
LEGO Houseには無料エリアと有料エリアそれぞれにカフェがありますが、しっかりとした食事をする場合には1階にある「Mini Chef」がオススメ。
大人はメニューから4品選んで169クローネ(2,700円)、子供はメニューから3品選んで98クローネ(1,700円)とちょっと高めですが、注文はレゴブロックで行うというユニークなシステムが楽しめます!
レゴブロックによる注文後、しばらくするとレゴの形をしたお弁当箱が登場!!
エンターテイメント性だけではなく、味も意外に美味しくなかなか楽しめます。もちろん注文に使ったレゴブロックも貰えますし、実はお代わりが無料だそうです。(お代わりしなくてもお腹いっぱいになってしまったので試していませんが、そう店員さんが教えてくれました)
ただし、かなり人気で混むので事前予約必須です。Mini Chef での食事を楽しみたいならこちらのオンラインサイトで予約してください。
レストランの様子や実際の食事については、👇のnoteをご確認ください♪
なお、1階のゲートを出たところの無料エリア(オープンスペース)は、自由に食事ができるカフェテリアになっています。なので、自分のお弁当やサンドイッチ、フルーツなどの軽食を持ってくれば、テーブルを囲んで食べることができます。(ロッカールーム奥にある小部屋には電子レンジもありました)
そうそう、デンマーク人のランチの様子を眺めるのも楽しいです。バスケットからパン、ハム、きゅうり、りんご、ジュースと、色々な物が出てくるのでさながらピクニック!
もし小さなデンマーク国旗を飾っている家族を見かけたら、誰かの誕生日パーティです♪(以前書いた国旗の記事を見てね)
ポイント⑤お土産編
最後、帰る前には出口ゲートのところで二つのお土産がもらえます!
一つは、赤色レゴブロックの6個セット。
レゴが2つあれば24通りに組み立てられ、3つあれば1,560通り、4つで119,580通`り、5つで10,166,403通り、6つでなんと915,103,765通りになるそうです!
もう一つのお土産は、915,103,765通りの組み合わせの中から選ばれた唯一の組み合わせパターンのカード。僕は、 439,556,330 番の組み合わせをもらいました!
お土産は記念になるので忘れずにもらいましょう!
ポイント⑥ショップ編
デンマークでLegoを買うなら、BilkaやFøtexといった大型スーパーの方が品揃えが良く、安く買えるのですが、Lego Houseのショップでしか買えないレゴ商品がたくさんあります。
まず、Lego Houseの建物のキーホルダーやマグ。お手頃価格で小さいので、手軽な記念品になると思います。
それから、👇のようにLego House でしか手に入らないレゴセットも多数。これはLego Houseでしか手に入らない >_<
また、Lego House限定でないかもしれませんが、お菓子のように好きなLego パーツを選べるセクションもあります。設計図がないレゴで自由な創作を楽しみたい方はここで好きなパーツを選ぶのも良いかもっ!
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以上、長くなりましたがLego Houseのお勧め攻略法でした〜。
世界でビルンにしかないLego House、機会があればぜひ遊びに行ってみてください!
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ピンバック: ビルン空港🇩🇰に飾られている上皇陛下のお写真 - Living in Denmark
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