オーフスで見つけた自転車利用者に優しい工夫
駐日デンマーク大使館のツイートで紹介されているように、自転車大国デンマークでは、自転車専用レーンがしっかり整備されているのでとても便利。車道・歩道とも分離されているので、自動車にとっても、歩行車にとっても比較的安全です。
さて、デンマークの自転車レーンは有名なので、色々なブログやSNSで紹介されることが多いのですが、街中では他にも色々と自転車利用者に優しい工夫をたくさん見かけます。
そこで、写真でちょっとご紹介しまーす。
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まずはこちら!
百貨店Sallingがある裏道路のど真ん中に設置されているベンチなのですが、実は自転車修理ステーション。 機械式の空気入れに加えて、レンチやペンチなどの工具も置かれているので、サドルの上げ下げや、ブレーキのメンテナンスもできちゃいます。
オーフス中央駅の前にも、同様の自転車用のメンテナンス・ステーションがあります。こちらの方が工具が多いかもっ
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大きな通りには、👇のような電光掲示板が立っていることがあります。
表示が写真に映らなかったのですが、これは何台の自転車が通過したかを計測する電光掲示板。自転車が横を通過する度に掲示板に表示されている数字が増加します。
ちなみに、上のパネルには、1日に通過していった自転車の数が表示され、下のには年間累計がゲージで表示されます。
実用的な意味はなさそうですが、実際の自転車通過量を可視化することで、みんなに自転車を使ってもらいたいということかもしれません。
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そうそう、自転車レーンには自転車用の信号があるので、車と同じようにちゃんと守る必要があります。
ちなみに、大通りの場合は車道と同じように直進と左折/右折を分けるレーンを設けているところも。例えばですが、👇の写真で信号待ちをしている自転車の先には、地面に直進の矢印と左折の矢印が描かれているのが見えるかと思います。
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こちらは自転車専用道路。オーフス市内から北の郊外へと抜ける道で海沿いの景色がとても良いところです。ただ、平坦で信号がない真っ直ぐの道なので、みんな結構スピードが速いっ。まるで自転車の高速道路のようです。
一方で、市内では速度制限があったり、自転車走行が禁じられている場所もあります。
👇こちらは歩行者が多い小道に設置されている 「徐行運転(Sænk Farten)」の看板。夏はテラス席が増えるので、カフェが立ち並ぶ通りでこの看板を見かけることが多くなります。
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長距離移動の際、電車に自転車を持ち込むことができますが、長距離バスでも自転車を運んでくれます。
さすがに車内に持ち込むことはできないので、バスの後ろのレールに取り付ける形。別途料金がかかりますが、自転車があれば旅先での機動力が上がるので、持って行くと便利かもしれません。
わざわざ自分の自転車を持っていなかなくても、行き先で自転車をレンタルするのもおすすめです。自転車レンタルについてはこちら👇を参照ください。
以上、自転車大国デンマークの雰囲気でした〜!
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