【顛末】盗難自転車を売りつけた犯人が捕まった話

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およそ2年半前の話ですが、デンマーク到着直後に「騙されて盗難自転車を買ってしまった」事件がありました。

簡単に言うと、dba(デンマークの個人売買ウェブサイト、デンマークのジモティみたいなものです)で見つけて購入した中古の自転車が、実は盗難自転車だということが発覚し、泣く泣く警察に届け出たという話です。


ちなみに、僕のnoteは👇のmattozさんの映画紹介noteでご紹介いただいたことがあります。自転車屋が自転車を盗んだことからストーリーが展開するデンマーク映画なので、まさにドンピシャなトピックです😅

ライダーズ・オブ・ジャスティスの感想。|孤独のシネマ

誰かの幸せは誰かの不幸 デンマークは自転車大国だ。 だから自転車はクリスマスプレゼントにはもってこい。 物語は、仲良さそうな孫とお爺さんが自転車屋で買い物をしているところから始まる。赤い自転車を勧められた孫は青を欲しがった。 注文しても、クリスマスに届くかはわからないと言われるが、孫は意味深な言葉を言って注文をする。 映画ではここから全てが始まったと言える。 この自転車屋は、実は盗難車を売っていた。「注文」と言うのは実際は客の望む自転車を盗むこと。盗まれたのは主人公マークスの娘マチルデだ。 他人が望んだことで誰かの不幸が始まった。 その不幸は連鎖反応して列車事故にまで発展し、その

https://note.com/mattoz/n/nc90596f0f6d8


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さてさて、一応、詐欺被害にあったということで、オーフス警察署にて盗難自転車を売りつけた輩の人相を伝え、被害届を提出しました。

でも実は、あまり手がかりがないということで、1年ほど前に警察から捜査中断の連絡が届いていました。

まぁ、仕方ないよね、、、と思っていたら、

なんとっ!

約2年ちょっと経った今、事件に進展が!!!

なんと、なんと、犯人が捕まったのです!!

どうやら、dba とデンマーク警察が協力しながら類似事件を捜査していたようで、別件で犯人が見つかり、芋づる式に僕の事件に繋がった模様…(僕の憶測も入っています)

警察からの顛末レポートには、犯人の実名も記載されていました。

Binjaminとか名乗っていながら、あの怪しい奴の本名はそんな名前だったのか…

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で、逮捕されたということは、これから刑事訴訟が起こされるのかな?

そう思ったのですが、残念ながらそうはならないようです。

警察からの顛末レポートには、「本件は立件しない」という判断とその判断に至った根拠がしっかりと説明されてました、

ちなみに理由としては、

  • 容疑者自身が、「自分も盗難自転車だと知らずに他の人から買った」と、盗難自転車と知っていて自転車を売ったことを否認していること
  • 容疑者が詐欺行為をする意思があったことを示す客観的な証拠がないこと
  • デンマークにおいては、事件性に確証が得られない場合、容疑者に利があるように配慮しないといけないこと(怪しきは罰せずということです)
  • 裁判において検察が事件性を立証できる見込みがないこと

とのこと。

確かになぁ、本人が自転車を盗んだかどうかわからなかったら、詐欺を働こうとしたかどうかを立証するのは難しいよな…

でも、おそらく別件で逮捕されたはずなので、そちらでしっかりと罰せられることを期待しましょう!

というわけで、本事件は2年強の時を経てCase Closed! となりました (笑)

なお、デンマークで中古自転車を買う際の注意ポイントは👇の記事でまとめてます。

うっかり盗難自転車を買うと色々と大変なので、要チェックです!


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【顛末】盗難自転車を売りつけた犯人が捕まった話」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 詐欺で購入した盗難自転車の届け出プロセス - Living in Denmark

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